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ダイワ モアザン エキスパート AGS 93ML/M

ダイワ モアザン エキスパート AGS 93ML/M

ダイワのシーバスロッドのブランド名は少々ややこしく、「モアザン(more than)」の名称が付けられたロッドがいくつかあります。 その中でも最上位機種の一つとして販売されているのが、モアザン エキスパート AGSです。 2017年に発売が開始されました。

最上位機種だけあって定価は7万円を超え、販売価格も6万円前後と高価なギアです。 最近シーバス釣りに滅多に行かない管理人が購入するのは宝の持ち腐れになるように思いましたが、 最高級ロッドのフィーリングが気になったので購入しました。

モアザン EX AGSの軽さ

ダイワの公式ページを見ると

モアザン史上もっとも軽快な操作を達成した超軽量・高感度の新ハイエンドシリーズ

と書かれています。新しいロッドはさぞかし軽いのだろうと思いましたが、実際に使ってみると、 確かに軽いことは軽いものの、感覚的にはモアザンAGSと変わらないと思いました。

ただ、ロッドパワーがML/Mということもあり、 穂先に近づくにつれて細くなっている(テーパーがきつい)ので、 リールを付けた時の先重り感は低減されているように思います。

ちなみに、ラテオや下位機種と比べると、AGSが用いられていることもあり、手に持って釣りをするとかなり軽く感じます。 モアザン EX AGSをタチウオの引き釣りにも使用していますが、 長時間持っていても疲れず快適です。 高価なので、タチウオ用の引き釣り竿としてはお勧めし辛いですが、軽くて負担の少ない竿ではあります。

ML/Mのフィーリング

モアザン エキスパート AGSシリーズは、最近流行のファストテーパー気味の調子になっています。 ロッドのティップ部は、ルアーにアクションをかけたり、 リトリーブの際にキビキビ感が演出できるファストテーパー気味です。 しかし、シーバスがかかれば、その大きさや引きに応じて、ティップ→ベリー→バットと曲がるので、 レギュラーテーパー気味のしなりを感じます。

80センチクラスのシーバスやサゴシ、ドラゴン級のタチウオの引きや重さでも、 バット部が強いので十分なパワーを感じられ、余裕を持ったやり取りを楽しめます。

ティップ部は細く敏感なので、タチウオが食い渋る時の繊細なアタリもよくわかります。 また、ティップは柔かめなので、比較的小さなシーバスでも引きを楽しめ、 なかなか面白いシーバスロッドだと思います。

モアザンのAGSガイド

ダイワのモアザンAGSシリーズには、ダイワ独自のガイドフレーム「AGS」が用いられています。 エキスパートには、コバルト合金製のリングが採用され(トップガイドはSiC)、より軽量化されています。

AGSが用いられていない竿と振り比べると、ロッドの先の重さが軽く感じられ、振り抜きがよいです。 振り抜き後のティップの収束も早く、着水時から水中のフィーリングが良く伝わってきます。

AGSガイドは、一般的なステンレスフレームと比べると柔かく、ガイドを手に持って少し力を入れると曲がります。 実用上は全く問題はありませんが、ロッドを地面に直接置いたりするのは、避けた方が良いように思います。

飛距離について

密度が高いカーボン繊維が用いられているため、反発力に優れ、他のロッドに比べて飛距離が出ます。 ML/Mという硬さのロッドですが、軽いルアーでも投げやすく、ロッドの捻れも少ないので、 狙ったポイントに正確にキャストすることが出来ます。 これらの点は、さすがは高級機種だなと思わせる仕上がりです。

製造国について

昔使用していたダイワの高級ロッドは日本製でしたが、モアザン エキスパート AGSはタイ製でした。 日本製へのこだわりはありませんが、シーバスロッドの中で最高機種だけに少し残念に思います。