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タチウオ

タチウオの生態と考察

釣り人に人気のタチウオですが、生態や行動パターンはまだわかっていないことも多く、 神出鬼没の魚と言われており、「幽霊魚」とも呼ばれることがあります。

タチウオは光に集まる性質が知られており、それを利用するために釣り人はケミ蛍をつけて、 タチウオを誘います。このページでは、 管理人が読んだ書籍や水族館レポートなどから得られたタチウオの生態や行動についてまとめています。

タチウオの捕食方法

タチウオの捕食の様子を水族館で見たことがありますが、 上から落ちてくるイワシの餌に対して、反応する魚と、全く反応を示さないタチウオがいたのが興味深かったです。

また、落ちてくる餌を咥えたタチウオは、一旦、餌を咥えなおしていました(全てではないですが)。 この時、餌を落としてしまうタチウオも多く、 これがタチウオは捕食が苦手というイメージに繋がっているように思います。

実際、タチウオの引き釣りでも、グーンと竿先が引き込まれたのに、 すっぽ抜けてしまうことがあります。 これは、タチウオが餌を咥え直しているためだと思われます。

タチウオは臆病なのか

タチウオは獰猛な魚と言われていますが、餌を食べる様子を見ていると、 餌に近づいてからもすぐに口を開けず、餌の見極めに時間をかけ、 慎重に吟味しているように見えます。

実際のタチウオ釣りでも、浮きにアタリがあってから、 浮きが沈みこむまで数分かかるということもあります。 本当のところはタチウオに聞くしかありませんが、餌の捕食方法を見ると、 一気に餌を飲み込む他の魚に比べて、慎重(臆病)のように感じます。

タチウオの泳ぎ方

水槽という限られた空間でも、タチウオは、その場所に止ったり、 水面に近づいたり、底にもぐったりと、かなり自在に泳いでいます。 一定方向に泳ぐ回遊魚と比べて、タチウオは前進に加えて後退もでき、 運動力に優れた魚のようです。

タチウオ釣りでも、真後ろにバックするような引き込みを感じられることがあり、 青物などと違って、根掛りしたような重さを感じさせてくれます。 どちらかというと泳ぎが下手というイメージのタチウオですが、 海中を自在に動き回れる魚というのが実際のところではないでしょうか。