サビキ仕掛け

サビキでアジ釣り

堤防から手軽に狙えて、美味しい魚の代表と言えば、アジをおいて他にはないでしょう。 堤防や護岸からのアジ狙いで、最も人気があるのがサビキ釣りの手法です。 サビキ釣りと言えば、海釣り初心者というイメージがありますが、 効率よくアジを釣ろうと思えば、経験とテクニックが必要です。

サビキ仕掛けとは

サビキ仕掛けとは、擬餌針がたくさん付いた、胴突仕掛けにアミエビを入れるコマセカゴを付けたシステムです。 仕掛けは市販のものが使われることがほとんどで、他の仕掛けのように自作されることは希です。

擬餌針の本数は、4本から8本が主流で、多いほど広いタナを探れますが、 絡まりやすくなりますので、初心者の方は少なめの方がよいでしょう。 釣りが初めての方なら、8本針の仕掛けを買って、間の針を切ってしまうのも一つの手です。

コマセカゴは、仕掛けの上につけるタイプと、下につけるタイプがあります。 上に付けるタイプは、関東式と呼ばれ、下に付けるタイプは関西方式とよく呼ばれています。 下カゴのほうが、カゴと錘が一体なので仕掛けがシンプルで、 初心者の方でも使いやすいと思います。

釣れる原理

アミエビを入れたサビキ仕掛けを海中に投入すると、アミエビの帯ができ、魚が寄ってきます。 その中に疑似餌が入るようにすると、アミエビで食欲を刺激された魚が、 疑似餌を本当のエサだと見間違えて食べ、針かかりして釣れるわけです。

ただアジやサバも大型になるほど警戒心が強くなるので、サビキ仕掛けでは釣れにくくなります。 アジの場合は、サビキでかかるのは20センチくらいまでで、 塩焼きして美味しい25センチクラスの場合は、一本バリを使ったカゴ釣りやフカセ釣りの方が釣れると思います。

なお、祖父の話によれば、昔は堤防からのサビキで30センチ以上のアジがバンバン釣れていたそうですから、 型の良いアジがサビキで釣れなくなったのは、 警戒心というよりも、大型のアジが減ったのが原因なのかもしれません。